コア業務に注力できる環境づくりへ。部門横断で取り組む、表示チェックでのツール活用

ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社様は、飲料・食品を提供する日本のリーディングカンパニーとして、ポッカレモンをはじめとする幅広いラインアップの商品を取り扱っています。

商品パッケージの表示チェック業務の効率化と品質向上を目指し、review-it! for Packageを導入いただきました。
当初、DX・ITグループ で導入を推進した森様(お写真中央左)、実際に表示チェックを担当している品質保証部の藤木様(お写真中央右)、ブランドマネジメント部の市原様(お写真右)、小野様(お写真左)に、導入前の課題やプロセス改善の取り組みについて話を伺いました。

長年の課題に向き合い、抜本的な解決策を模索


— review-it!を導入いただく前の課題について教えてください

表示チェックには、ブランドマネジメント部 、品質保証部、研究所、など様々な部門から1商品あたり約10名が確認を行っており、多くの時間を割いていました。
また、チェック作業自体にも課題を抱えていました。
各担当者は部署内でもダブルチェックやトリプルチェックを行うことでミスを防いできましたが、これが大きな負担となっていました。指摘事項が多いと心理的な負荷を感じることもあります。
さらに、一字一句を目視で確認するため、途中で電話がかかってきたり話しかけられたりして中断すると、作業を再開するときに集中を取り戻すための時間がかかることもありました。

— システムの導入を検討しようと思ったきっかけについて教えていただけますか

表示チェックの課題は10年以上抱えてきた懸案事項でした。
部署間での責任分担の明確化やチェックリストの作成など、様々な改善施策に取り組み続け、ミスの発生防止について一定の効果が出たタイミングで省力化を試みました。

しかし、結局ミスが増加したことで再び人数を増やしてチェック体制を強化することになりました。
その後も、省力化→ミスが増加→人数を増やしてカバー→省力化→ミスが増加……というサイクルからなかなか抜け出せず、結果的にチェックに関わる人数を減らせない状況が続いていました

そんな中で、DX・ITグループ 主導でデジタル化によって業務改善できる領域について各部にヒアリングを行う機会があり、現場からは表示チェックのやり方を抜本的に変えたいという意見が挙がりました。
DX・ITグループ としても、本来各部門が担うクリエイティブな仕事に注力してほしいという期待があり、部署をまたいだプロジェクトとして動き出すことになりました。

結果画面で「ここは見なくていい」と思える安心感


— review-it!の導入を決めた理由について教えていただけますか

複数のサービスを実際に試して比較検討しましたが、一番の決め手は、安心してサービスに任せられる点でした
特に、食品の一括表示は誤りを完全になくすことが重要なので、チェック精度が中途半端だと、結局最後に人が全体を確認する作業を減らすことができません。

review-it!はPDFの文字情報と原稿を突き合わせて比較する仕組みなので、自動チェック機能に任せられることは任せて、残りの部分だけ人の目で確認すればいい、という割り切った判断がしやすく実用的だと思いました。最終的に見るべき範囲が少なくなれば、確認者の負担軽減を期待できそうだと感じました。

画面のわかりやすさも魅力でした。詳しい説明を受けなくても、直感的に操作しながらメインの校正画面までたどりつくことができたので、実用のイメージが沸きやすかったです。

review-it!の校正画面では、原稿のテキストとPDF上のテキストが完全一致した箇所、誤記載の可能性がある箇所などがマーカーで色分けされて表示されます。完全一致した箇所のみ青マーカーが引かれるので、結果を見て「大丈夫」と判断できる部分があることが負荷を軽減してくれそうだと思いました。

— 導入にあたって苦労したことや障壁はありましたか

社内では既存の回覧システムで確立されているフローがあったため、そこにどうreview-it!を組み込んでいくかという点が最初の課題でしたね。
実務を担当する部署からも、新しいシステムを導入することでかえって作業が増えるのではないかという懸念の声もありました。

そういった声も考慮し、回覧の仕組み全体を一度に大きく変えるのではなく、段階的に検証しながらreview-it!を取り入れていくことにしました
チェック作業のどの部分が楽になるかを説明しつつ、各部署に持ち帰ってもらい、まずはテストという形で実際に触ってもらいながら徐々に理解を深めてもらえるように案内したところ、社内でも賛同を得ることができました。

中でも品質保証部は4名体制で従事していた校正業務が1名で成立するようになりました

効率化とミス防止のジレンマを解消する仕組みづくりを推進


— ほかにも活用のために工夫したことはありますか

通常、パッケージデザインは最終的に文字をアウトライン化(文字情報を読み取れない状態) して納品されますが、review-it!で文字のチェックを行うためには文字情報が必要です。
そこで私たちは、システムの検討段階からデザインチームを巻き込んで協力してもらうことで、文字情報が 残った状態のデータを入手できるような体制をスムーズに整えることができました。

— 今後の目標や展望についてお聞かせください

現在は 他のシステムや目視確認と併用しながら、段階的に効果検証を進めています。将来的には文字校正に関わる表示チェック業務をreview-it!で完了できる状態を目指しています。

review-it!の導入は、より体系的な品質管理の仕組みづくりへの第一歩となりました。今後は各部門が本来の業務により注力できる環境を整備しながら、さらなる業務改善に取り組んでいきたいと思います。

ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社

業   種: 飲料
従業員規模: 301~1,000名

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